新たな神奈川のまちづくり
平成29年年頭のご挨拶をさせていただきました。
- (仮称)綾瀬スマートインターチェンジ事業
- 平成29年度末の供用開始を目指して事業が行われております。この事業はインターチェンジを中心とした利便性の高い道路網が形成されることにより、綾瀬市のみならず周辺地域の経済発展や地域活性に有用であり、災害時には広範な応急対策活動を実施できるようになります。皆さまの関心も高いこの事業が、現在の計画通りに供用開始されるよう引き続き関係機関への働きかけに取り組みます。
- 都市農業の振興
- 都市農業とは市街地及びその周辺地域において行われる農業のことで、綾瀬市内の農業は都市農業にあたります。この都市農業をさらに発展をさせるためには、マーケット・イン型農業やスマート農業の導入、多様な業種との連携を推進し、生産振興や労働力の省力化、新規就農者確保と育成、企業参入促進を図ることが重要です。綾瀬市では都市農業振興を地方創生総合戦略に位置付けており、県との連携が円滑に進められるよう取り組みます。また課題の多い税制についても国へ強く要望するものであります。
- 若者・女性の就業支援
- 少子高齢化が進んでいる現在、次世代の日本社会と経済を支える若者と女性の能力を活用するためには就業支援が不可欠です。今後は、かながわ若者就労支援センターや女性のためのキャリアカウンセリングにおける労働相談を強化するとともに、非正規雇用の解消に向けた取り組みが必要であり、若者の職業的自立支援や職業能力開発、育児中の女性の有業率向上や企業内で女性が活躍できるための環境整備を行います。
- 中小企業・小規模企業の支援
- 地域経済の安定と発展において、中小企業・小規模企業の健全な経営は重要なことですが、雇用する人材や資金が不足しがちなため厳しい経営環境を強いられている企業も多くあります。そのような企業に対し様々な経営問題を解決するために神奈川産業振興センター(KIP)の活用や、商工会・中小企業支援機関・地域の金融機関等との連携による企業に寄り添った現場における支援である「ハンズオン支援」の推進をし、経営基盤強化や安定した経営ができるための支援策に取組みます。